高齢者生活福祉センターとは。
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高齢者生活福祉センターとは、おおむね65歳以上の高齢者に対する介護支援システムとしての機能を担うべく、他の住民との交流・居住設備を備えた施設です。
市町村・社会福祉法人が運営主体となります。
高齢者支援センターはもともと過疎地における立地対応を想定していたことから、その多くが人口のそれほど多くない市町村に設置されています。
独立して生活することに不安のある一人ないしお年寄りの夫婦に対して、一定期間の住居の提供や、日常生活の相談や緊急時の対応・娯楽や地域住民との交流サービスなどの提供を行うため、老人デイサービスセンターに居住設備を備えた形の複合施設となっています。
介護保険制度導入に伴い、特別養護老人ホームを利用できなくなった高齢者(自立/要支援認定者)の受け皿としての役割も期待されています。
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もともとは山村や離島などの過疎地のみに整備されていましたが、平成10年度以降は立地制限が撤廃されたことから全国で設置されています。
しかしその後地域包括支援センターの登場や、各種介護施設のセグメント化が進むなかで、当初想定していた全国的な普及までは見込みにくい現状のようです。
利用料は対象者の収入に応じて変わりますが、0~5万円程度となっています。
食費や水道光熱費等の実費は自己負担となります。
個室での生活が可能であり、生活相談員からの相談や助言も受けることができます。
利用可能な期間は、原則として自立して生活できるまでとなっており、24時間介護や痴呆の症状が出た場合は、同センターでの生活が困難になります。
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